美容室の広報基礎①プレススタッフについて
今回からは広報関係について、下記の8回に分けてブログを書いて、情報をまとめたいと思います。
①プレススタッフについて
②伝える順番
③単価・メニュー作りについて
④WEB周りの整理
⑤イメージマネジメント
⑥キャンペーンの考え方
⑦ブランドイメージをあげる印刷物
⑧お客様目線のサービス
ちなみに広報といっても、集客というくくりではなくて、
そもそも集客とか求人という枠ではなく
お客様や美容学校、学生やスタッフまで、どう思われているか、どう思ってもらいたかが
これから美容室が繁栄していくか、縮小していくかの鍵になっていくので、
なるべく基礎的な部分をまとめたいと思います。
今回は
①プレススタッフについて
を書きますが、正直ほぼほぼ全国の美容室にはいないスタッフですが、
良くどんな役割をしているかだったり、何をしているか不思議がられるので一回説明しときたいってのと、
基本的にプレススタッフが増えれば、もっと美容師さんが美容に集中出来る部分も増えそうなので、出来れば増えてほしいとの期待を込めて、1回目の記事に持ってきました。
なので、今回の内容としては
・どんな仕事をしているか
という事がメインになります。
最初に美容室に入って思ったのが、
美容師さんは忙しいな
という事で、
もちろんどの職業も忙しいだろうし、個人店や、中小企業は1人で何個も仕事しないといけないけど、
一般的に役割として
・広報、経理、事務、営業(販売)、開発、経営、人事、総務
と別れるところを、美容室のオーナーさんは1人で全部担当しないと行けなかったりするので、
中々1店舗から増やせなかったり、自分のお客様を担当出来る時間が減って、ゆっくりと縮小していく個人店を多く見てきました。
なので、この役割の広報の部分のプロとして活動出来るようにと、
フレアに入ってから今までずっと、ある程度の規模は広げて、その分薄まらない組織作りを頑張ろうと思ってやってきて仕事を少しずつ増やして来ました。
仕事のリストとしては、
入社当時は
・ホームページの制作
・店内の手作り系のメニュー表やポップ等を全てイラストレーターで作り直し
・広報関係の営業の方と打ち合わせ
・売上の表等をデータ化
・ポスの活用
・各種印刷物のリニューアル
そしてその後
・カメラを覚えて、撮影のカメラマン
・モデルさんを街角で探す
・ヘアショー等イベントの管理
・採用試験担当
・クレーム対応
・レセプション周りをデジタル化
・マツエク事業部の責任者
等々仕事を広げて来ました。
そしてこれも良く聞かれますが、
美容師ではないので、美容の技術は全くもって何も出来ません笑
あと、これまた大事なのが、
・ミーティングへの参加と進行
話し合った内容を形にしたり、進めないと行けないので、しっかり参加して内容固めます。
ただ、おかげさまで14年目になるので、他サロンのプレスの方がたまに勉強しに来てくれたりするようになりました。
そして、今では仕事も増えたので、フレアではもう一人プレスの子がいて、その子もかなり活躍してくれています。
といったように、とにかく色んな仕事をしてますが、
今は、やはり一番大事な仕事である
店舗のブランドイメージを守れる様に
・見え方の統一
・デジタル周りの最新化
・ルールの見える化
・技術の進化、統一
・高単価メニューの開発
を集中してやっています。
だらだらと書いてますが、伝えたかった事は、
技術やメニューで特徴を作りにくい時代だけど、広報のスペシャリストがいればいろんな手を考えられますよ
という事で、
今の時代そもそも、お客様にしても、学生の方にしても、
まだ来たことの無い方に知ってもらえる事事態ほぼ無理なので、
とにかく伝えるためのプランニングを徹底して、トライアンドエラー繰り返すのが大切だけど、
広報の専門がいないと、結局値下げやクーポンだよりになってしまう事が多いし、
美容室は美容室業界だけの情報だけが周りやすくて、自由に動けるスタッフがいると他業種の参考になる情報も集めやすいので、一歩美容離れたスタッフの活躍がさらに必須になっていくと思います。
次回からは、一個一個の仕事の詳しいとこも書きながら、
2017年後半や来年の活動内容まとめたいと思います。