今年一年というか何年がかりでもファンベースの取り組みしよう。
今回のリレー塾も必死でおっかけているうちに終わった、
今日の講師の方は徳力基彦さん
http://blog.tokuriki.com/2005/01/profile.html
あのネスカフェアンバサダーで一躍アンバサダーを世に広めた方で、
もうアンバサダー言いたいだけみたいになるけど、
実質アンバサダーのアンバサダーですよね。
改めてソーシャルメディアについて基礎からみっちり学べる2時間で、
砂一時代と砂一時代以前のマーケティングについても
マスマーケティングとソーシャルメディアマーケティングの違いという目線で学べました。
そして、
ソーシャルメディアマーケティングについての誤解や、本当の活用法を
モハメドアリみたいな華麗なトーク(意味不明)で12ラウンドみっちり勉強できました。
そして一つだけ疑問というか、なんでだろう?って思ってた事が解消しました。
それは、
今までの美容室の伝え方やマーケティングの考え方が時代に合ってないと思って、
自分なりに色々と試してきて、
さらに詳しく勉強するために今回のセミナーに参加して、
これまでのさとなおさんの3回のセミナーや、
電通や博報堂でトップを走っている廣田さんや須田さんのセミナーを受けて、
ファンベースという考え方が、伝える仕事や、会社全体の取り組みとして必須で、その為にどうやって取り組んで設計図を描くかって事まで学ばせてもらったんですけど、
そもそも何で今までの広告が時代に合わなくなって、なんでそんな時代になったんだろうという疑問が生まれました。
今日の徳力さんの講習で最後に仰っていた
アメリカのマーケッター達が言っているという
ここ100年のマスマーケティングが特殊だったと考えた方が簡単だ
という言葉を聞いて、やっと疑問が解けたし、
今までのセミナーで受け取れてなかった部分が受け取れた気がします。
どんな風に解けたかというと、
ソーシャルが進化して、個人が発信力を持ったからファンベースという考え方が大事ってだけではなくて、
そもそもここ100年の技術の進歩や時代の進みが異常な速さなんですよね、
それまでの千と数百年の進歩からしたら考えられないぐらいのイノベーションがこの100年で起こって、
イノベーションによって今までになかった商品が山のように発売されて、
今まで一部の人しか持てなかった物が一般の生活者達が持てるようになって、
それこそ消費という言葉で表わされてた様に、次から次にヒット商品という”新しい物”が発売される世の中で、欲を刺激される時代でした。
この100年以前は、
確かに物の種類は少なかったけど、手に入る物や受けれるサービスのレベルは明確で、
最低限暮らしていくために必要な物は手に入る時代だったけど、特に新しい物は出てこず、ずっと長く利用して貰わないといけないからこそ、実際の使っている人や利用しているファンの声が大切だった時代で、
今の時代と豊かさは違うものの、
『必要な物はほぼ揃っていて新しい物が生まれにくい』
という点で一致しているので、ファンの声が大事で、
市場が超成熟(美容室で言えば前回のブログでも書いた様にビジュアル面が均等化され、中身が大切)な時代で、
ソーシャルメディアやスマホという誰もが発信できる環境が出きているので、
社員一人一人が自分たちの組織のファンになって個性を発信しないといけないんだと思いました。
そして前回の須田さんのセミナーでも言われてた様に
時代は変わるけど、人は変わらない
って言葉も心のノートにしっかり留めておきます。
今までの5回のセミナーでも言われましたが、
アイデアよりも、取り組みを変えることや、スタッフをファンにして組織を作る方が難しいし、熱量がいる
というこれも前々から思っていたことなので、数年がかりでもしっかりお客様もスタッフもファンになるような組織作りに尽力したいと思います。
ちょっと長くなってきたので、今日はこの辺で。
ちなみに前回のセミナー後、班の食事会があって、急遽さとなおさんも来て頂き、恐れながらも感想を伝えさせてもらって、
改めてリレー塾という”場”を作ってくれた事への感謝も伝えれたし、またセミナーとは違う話も聞く事が出きた良い夜でした。
次回のオープンラボには間に合わなかったけど、
絶対に次のオープンラボには選考申し込みしたいので、残り6回も余すことなく勉強して来ます。
やっぱりブログは自分の考えを改めて整理出来るので大事ですね。
本当は今月始まった自分のマーケティングセミナーのレポートを書こうと思ってたけど、どうしても今日はこれを書きたかったので、次回はセミナーのレポートを書きたいと思います。