『迷った時はラーメン屋さんで例えてみよう作戦』
タイトルについては後ほど説明するとして、
美容室やマツエクサロンのプレスとして、
売上げを上げるために必要な事を常に考えないといけないのですが、
自分の出した企画次第でサロンの売上げに影響がある大事な部分なので
ある程度考える為の順番や方法を最近は整理してます。
今日はその順番について、問題点や改善点を分かりやすくする方法を自分の中で発見したので、その事について。
企画や改善案を考える時に絶対最初にする事は
『問題点を正確に把握する』
です。
これが出来ていないとそもそもの出発点がずれるので
その後に考えたアイデアから何からすべて見当違いなものになってしまいます。
ですが、意外と自分のサロンの問題点や改善案は見つかりにくいので、
ここで最近良く使ってる改善案の方法を使ってます、
その名も
『ラーメン屋さんで例えてみよう作戦』
その名の通り、まず現在の状況をラーメン屋で例えて考えます。
福岡はラーメン文化が根付いているので、
良くオープンするし、長いラーメン屋さんはずっと残るし、
閉店するときはあっという間に無くなったりします。
そこで福岡に住んでまだ13年ぐらいの博多ペーペーの自分ですが、
ペーペーなりに上手く行かないラーメン屋さんを観察していて良くある事は、
■上手くいかないラーメン屋さん その1
①オープンする
②最初はある程度繁盛する
③お客様が減る
④サイドメニューやオプションを増やす
⑤材料費がかさんで閉店する
■上手くいかないラーメン屋さん その2
①オープンする
②最初はある程度繁盛する
③お客様が減る
④ランチを始めたり深夜営業を始める
⑤体調を崩したり人件費がかさんで閉店する
■上手くいかないラーメン屋さん その3
①オープンする
②最初はある程度繁盛する
③お客様が減る
④とりあえず割引券を配る
⑤利益が減って閉店する
■上手くいかないラーメン屋さん その4
①オープンする
②最初はある程度繁盛する
③お客様が減る
④とりあえず広告をうってみる
⑤広告費がかさんで閉店する
よくあるパターンが上記の四つで、いずれも④番の打つ手を間違えやすくて、美容室でも良く見られるパターンだと思います。
なので個人的に④番でしないといけないと思う順番は
①味を見直す
②環境を見直して半径2キロのターゲットを理解する
③店内や店外(看板等)環境を見直す
④サービスを見直す
この4つが先にないと、
美容室でも同じことが言えるのですが、
サイドメニューやオプションが増えても、
営業時間を適正以上に無理に伸ばしても、
とりあえず値引きをしても、
広告をばんばんうってみても
大前提として
『また食べたいと思うラーメンを提供する事が大事』
であって、
他には
・一般的な営業時間で
・通いやすい範囲にあって
・一般的な料金で
・愛想が良かったり居心地が良ければ
基本的には繁盛している所が多いと思います。
その上で
⑥広告、チラシの見直し(ターゲットに対して有効か)
⑦地域に合わせたターゲットの幅を広げる為の施策を打てるか
が重要になってくるんじゃないかと思います。
いずれにしても、今の競争の激しい時代に必要なのは
『価格を下げずに価値を上げる』
『地域のお客様に喜んでもらえるお店になる』
という考え方であって、本質を高めないと小手先じゃ通用しない時代になったんだと痛感します。
4月からはフレア本店の2階フロアがファミリー向けに大幅リニューアルするので、
まずはこのラーメン屋さんに例えたら分かりやすい理論で、
地域の方々に喜ばれるサロンを作りたいと思います♪
ps
とりあえず個人的には一蘭が好きです☆