2017-06-10

サロンの土台作り①身近な人ほど大切に

今日からは愛されるための土台作りについて

①身近な人ほど大切に

②何を大切にするか基準づくり

③人間関係のルール

④人生設計が出来る美容室

⑤数字にする、形に残す

 

の5つについて書いていきます。

 

まず①の身近な人を大切に

これはさとなおさんのラボでも本でも基本として教わるし、フレアとしても一番大事な考え方として捉えてます。

 

そして、今の時代の美容室の課題である

・超成熟市場によりサロンの均一化

・オーバーストア&サロン側が時代の変化に対応が遅れたことによる人材難

・オーバーストア&情報洪水でサロンを変えないお客様が増えたことによる新規集客減

を解決するには、どんなに遠回りに見えてもこの「身近な人を大切に」か始めるしか根本的な解決方法はないし、

近道をいこうとしても結局ここで躓くと思ってます。

ちなみにさとなおさんの本はこちら

ashitaplanning

明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法 (講談社現代新書)

 

上記の3つの課題については今後も良く出てくると思うので、それぞれもう少し詳しく書くと、

・超成熟市場によりサロンの均一化

ちょっとありふれた例ですが、液晶テレビやスマホの様に、機能やビジュアルがある程度必要限界まで届き、どのメーカーもオシャレな広告を打っていますが、お客様からみるとどの商品を選んでもほぼ変わらないと思うことが多いと思います。

美容室も同じで、セミナーや業界書籍、ネット関係での教育環境が充実した事で、一定以上の教育を受けれるようになり、

メーカーの薬剤や教育システムの進化で、どのサロンもお客様が満足する技術を提供しやすくなりました。

また、撮影も上手くなり、スタイル販売も始まったことで、正直一般の女性からみるとどのサロンもオシャレな人が働いていて、

可愛いスタイル写真が載っていて、SNSも皆頑張っています。

こんな時代には、自分のサロンにだけお客様を呼ぼうと思っても中々上手い手は思い浮かびません。

 

・オーバーストア&サロン側が時代の変化に対応が遅れたことによる人材難

単純に店舗数が増えて、人口減や時代の変化で美容学生は減っていくので人材難になるのは当然なのですが、

その時代の変化に対応できない(これは学生と同じく、1店舗あたりのお客様も少なるので、対応への負担が大きくて動き出しが遅れるのも凄くわかります)店舗も多いので、いち早く変化したサロンが今後いい人材に来てもらう事が出来ると思います。

 

・オーバーストア&情報洪水でサロンを変えないお客様が増えたことによる新規集客減

女性の90%以上が美容室に行っているので、自分のサロンの新規客とは、ほぼどこかのサロンに行くのをやめた方です。

これだけサロンが増えて、市場が成熟し、情報もあふれると、サロンを変えたいと思っても中々良いサロンの情報を得ることは難しいし、一から新しい店舗で人間関係を作るのも大変なので、変えようと思っても中々変えられない方も多いです。

なので、今の時代新規客が減ることはある程度しょうがないこともいえますが、顧客の方の再来率が以前より減っているとこれは大きな課題になります。

 

なので、こんな時代だからこそ

身近な人(お客様・スタッフ)を大切に

という当たり前の事が大切です、

というより、当たり前の事を当たり前に出来て継続出来る組織ではないと、変化への対応も出来ません。

 

・情報があふれているからこそ『実際にそこのお店に行っている知人や家族の紹介』が一番信憑性が高いし

・嘘がすぐばれる時代だからこそ『実際に働いているスタッフのリアルな声』は共感を得るし

・自分のサロンにあって他のサロンに無いものは『スタッフと顧客』だけだし

・美容学生も『今働いているスタッフ』が楽しそうに働いているのかを一番見てるし

・美容学校の先生も『卒業した生徒』が続いているか、店舗は時代に合わせて変化しているかを見てるし

上記の情報全てがSNSによって拡散していくので、

どんなに表面上だけ良いことを行っても、中身が伴ってないと、すぐばれるし、受けるダメージが大きくなります。

 

他にもたくさん理由はあるけど、まずいちばん大切な部分はこういう部分になります。

ちなみに、コンサル依頼を受けた際も、ここに共感して頂けないと、実際の施策に必ずずれが出るので、受注するかどうかの基準もここになります。

 

次回は

②何を大切にするか基準づくり

について。


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